緩和ケア

今日は本当にそれを感じた日。

 

夜中はまぁまぁ寝たようなのだが、どうにも朝からまた暴れるというか、そんな感じ。

また帯状疱疹の部分を一切触らせず、とにかく胸の前で腕を組んでるみたいな状態で、ガーゼ替えというか、剥がすことすら出来ない。

 

どうしたものか…夜でもないのに…ということで、緊急連絡先の看護師へ相談した。

 

どうも、それら全て(タオルをはいだりするのも含めて)痛みからくるものなのだそうだ。

 

ただいつもの頓服もあまり効かず、というか、タイマー切れたようにまた声を出したりする状態…

 

再度の相談…

 

今日は薬局が休みなので、どうにも薬が(他のものとか)出せないと言われてしまった。

が、そういえば、と、朝方、冷蔵庫の奥底から(海苔に隠れていた…)3月末に処方された坐薬が出てきたのでそれを告げると、それを使いましょうとなり(医師のOKが出た)、それを使ったところ大分落ち着いてきた。

 

その後、再度の坐薬、頓服、貼り薬の痛み止めの時間前倒し、、など、どれが効いたのか分からないが、とりあえずようやく午後2時頃に本格的に落ち着いてくれた。

 

夜も落ちついたままで(ガーゼ替えで大分痛がったが…)久々に水を飲んでニコニコと美味しい顔をしてくれて、その笑顔を焼き付けて、汗だくを流すシャワーしながら、泣いた。

 

薬漬けなのかもしれないけど、あぁやって痛みが抑えられて笑顔になれるんだったら、本当にそれを叶え続けようと思った。

我慢させずに、すぐに処置して、痛みを絶対に出さないように。

 

そういうケアだったな…と思った、緩和ケア。

 

最後まで笑顔で、父と過ごせるように頑張ろう。

 

ただ、母もそういう訳で痛みで眠れてなかったし、父も私もあまり夜寝れてなかったので、今夜は三人ともゆっくり寝ましょう、と、痛みは出てなかったが看護師からの勧めもあり、夜寝る前にも坐薬を入れておいた。

 

これで三人とも平穏に朝が迎えられるといいなと思う。