最後のお盆休み

以前は墓参りしたこともありました。

 

今行ってる職場は、夏休みの他にお盆休みも何故かあって、世間と同じようにお盆休みに入った。

 

先日の夏休み週間は、掃除したりなどで実家には来たが、基本的には夜は自宅へ帰るなどしてたのだが、このお盆休みは、毎日来てはいるものの「帰省」という感じで、一日を除いて(それは朝に検査があるので仕方なく)泊まることにした。

 

もうこんな風に過ごすお盆休みは最後だから。

3人で過ごす最後のお盆休み。

 

仕事終わって自宅へ来て、母に帰省したよ、毎日来てるけどさ!と言ったら、もうあまり開けられない口を開けて

「嬉しいよ」

と言ってくれた。

泣き出しそうになるのを堪えるのが必死だった。

 

そんなこと言わないのだ。母は。

いくら帰省しても、あぁお帰り、とは言うけど、そういう言葉はほとんど口にしないのだ。

それだけに身にしみてしまった。

 

またこの帰省は父の負担を少し和らげる意味もある。

というのを、夜中に痛感した。

 

さてぼちぼち寝るか、と思った0:30頃に階下で音がしたので行ってみたら、トイレに父が連れ添っていた。

なので、いいよ、代わるよ、と言って介助を変わってあげた。

 

もう介助ないと歩けないし、トイレの便座に座ると立ち上がれないし、紙で拭くのもままならない母。

オムツはしてるのに(中にしてる)トイレに行きたがるので仕方ないのだが、まぁまぁ苦労なのだ。

 

またその後寝て、2:30だったか、自分がお手洗いに起きて出てきたら、何かうめき声がするので部屋に入ると、母は少し苦しそうで「痛いの?」と聞くと頷くので、痛み止めを飲ませてあげた。

 

物音の様子で父も起きてしまったが、それを告げて「お父さんは寝ていいよ」と言うも、うんうん、と言う感じ。

 

父も色々とあるのだが、まぁこんな夜中が毎日続いていては、それは疲れるだろうな…と思いながら寝た。

(痛み止め飲むと落ち着くので多分そこから起きてないと思われる)

 

短い期間だが、こんな感じで最後のお盆休みを過ごそうと思う。

もうこんな風に寄り添える時間は、そんなに沢山は訪れないから大事に過ごそうと思う。