家族の記録)色々
父曰く「落ち着いてきた」そうだ
昨日の夜の父がそう言ってたが、まぁ本人がそう思うならそれでいいだろうと思うことにした。
実際のところは、、
母はもうかなり体力が落ちてしまい、自力で立ち上がるのがなかなか難しくなってしまった。
前までは何とか一日に数回ならトイレに行けてたのと、看護の人の介助でお風呂場へ行ってシャワーしたりしてたんだが、もう立ち上がるのも難しく、歩くのもままならない。
理由はほとんど食欲が落ちてしまったからだろう。
寝たきりなのもあるが、とにかく食べる量が減ってしまった。一日にヨーグルトしか食べない、という日もあったりするからだ。
そんな状態なので、訪問入浴を使うことになった。まだ少し日程は先だけども。
さすがに身体を拭くばかりでは、という感じなので、恐らく二週間に一度くらいはそうする予定。
そしてこの間書いた、ヘルパーさん(週に一回)、マッサージ(週に二回)、また、オムツを交換も頻繁になりつつあるので、看護の人も週に三回から四回に変えてもらうことにした。
以前一回変えたのだが、そこではまだ少し母は動けていたが、さすがにもう四回にしてもらった。それには父も納得していた。
そんなこんなで毎日誰かしらが母の世話に行って(ヘルパーさんは違うけど…)となったので、私はなるべく父のサポートに回ることにした。
母はそれでも精神的には元気で、相変わらず父に毒づいて、父が泣き出すなんてこともあったりした。私はもう怒る気もないので、優しく母を諭して、母に父へ謝らせたりした。(珍しく素直に謝っていた)
また昨晩などもベッドから降りて、私と父と一緒にちゃぶ台でご飯を食べ(彼女にしては良く食べた、ご飯少し・茶碗蒸し・焼き魚少し・かぼちゃ煮少し・味噌汁を半分以上、ヨーグルト)、食後には喫煙などもしてた。
ただ、そう出来るのも気まぐれなので、毎日それが出来るといいのだが、無理もさせられないので、そこは見守っている。
でも本人に気があるなら、ベッドの上り下りなどやらせるようにしている。
その気力が続くまでは。
そんな中ふと思うのは、、
認知症が多少ある中でも当初告知されて少し分かってたはずがそれを忘れてしまっているのは分かるんだが、そうやって自分の体力がなくなっていってるのは認識出来てるみたいではある。
その状態をどう感じてるのか、、
また先々のこととかもどう思ってるのか、、
母は本当に自分の話をしない。
何かしたい、何が欲しい、何が食べたいなどもほとんど言わない。
嫌なことは言うが(例:とにかくお粥が嫌いなので、こういう状態なのにお粥は嫌だと言う)、欲がないというととても聖人みたいだが、そうではなく、気力がないというか、、家族としては本当に困る。
食べたいものも、こっちが「○○食べる?」とか聞かないと出てこないのでバリエーションもなかなか生まれないし、、
またもっとこの先、出来なくなることが増えると思うのだが、、本当に何かしたいこととかないのだろうか?と日々思ってるが、気持ちを話すことがほとんどない母と、どう過ごしていくかに悩ましい。
またもうすぐ母の誕生日なので、何か欲しい?と聞くと、考えておくとは言ってたが、、、本当に欲しいものが出てくるか、そこもポイントかもしれない。
それが最後の望みになるかなとも思うのだが、、、
先日などは「何が欲しい?」に「全部欲しいよ!」と言う無謀な?回答をしてきてて、いやいや、そうじゃなくて、と言ったが、うーんとなってしまったので、また日々聞いていこうと思ってはいる。