母の記録)悪いなり。慣れ。

もう4ヶ月だった。


1つ前の記事に、4ヶ月ぶりと書いたのだが、そう、もうあの余命宣告から3ヶ月は過ぎて、4ヶ月目に入ったのだった。

先日、医師と看護師と総出で話し合いというか状況確認をしたのだが、本人はその日とても元気で、やはり病院には入りたくない、と医師に言っていた。

あとその場でも話したのだが、最近思うのは、私も父も世話に慣れてきている点だった。

確かに2度目の痛みで痛み止めが強くなり、食べられなくなった時には、さすがにどうしたらいいのか、特に父は困っていたが、それを少し乗り越えて(?)来てるのもあり、母の体調次第では(言い方は適切ではないのは承知で)ある意味「だらだらとこの生活が続くだろう」と言う感じに思えている。

母の具合は、健康だった時を100とすると、病気発覚時が90、最初の痛みで80、前日の激痛からの痛み止め強化で70〜65くらいな感じかと思う。

寝たきりではないが、外には出ていない。
出たくないそうだ。
車椅子借りて、どこか公園に出掛けるとかでも、と思ったりしたので誘うも行きたくない、と。

もう最後に外に出た買い物からは1ヶ月は経ってしまい、そういう意味での体力は落ちてしまっている。
家の中で、お手洗いや風呂へは自分で行けるが、買い物も「かったるいからいい」と言って行かなくなってしまった。

よく父は母に向かって「自分次第なんだぞ?」と言ってるが、こればかりは本当にそうで、まだ多少良かった時期や、今でももう少し努力してくれればなと思うのだが、なかなかそれはやりたがらない。

軽いストレッチとか、軽い筋トレとか、確かにもう末期ガンではあるが、体力をつけるのに早い遅いはないし、出来ることが「減らない」はずだが、どうもその辺の努力はしたがらない。

また主には痛み止めでの吐き気や胸焼けなのは分かるが、それを言いつつ喫煙しようともしていて、ウーンって感じ。

認知症があり、自分がどういう病気か忘れてるのか、忘れようとしてるのか分からないが、治りたいようなことは言いつつも、その辺をしたがらないのが、私も父もよく「なんだか分からない」と言い合う点。

ホントに変な人だ…

ま、そういう風に思えるのも、一旦は症状は悪化はしてるけども安定はしてるからこそかもしれないが。