反省と縁

1つのSNSで複数のアカウントを持つのは、もう今は普通の事。

Twitterもいくつも持っているし、インスタも。

 

ただインスタについては、どうしようかとずっと思っていた。

本当の本当はFacebook自体が嫌なので使いたくないけれども、写真を載せると言う意味ではTwitterよりも圧縮しなかったりなど良い面があるにはある。が、もう推し含めた野球選手のインスタとかを追うのも正直面倒になっていた。(特にストーリー)

ただ写真関係で、インスタに掲載してタグで応募みたいなことをやっているコンテストもあるため、インスタ自体はとりあえず残してはおきたい。

これまで普通(主に写真用)と野球用を持っていたが、もう推しの投稿もそんなに多くもないし、またその推しについて思う所あって、野球用を削除することにした。

ただ、どうせ削除するし、と、ちょっと推しへのメンション付けつつ、思ってることを書いた。いわば、立つ鳥跡を濁そうと。どうせただのファンの戯言など、メンション付けた所で見てないだろうと、もし見たとしても流されるだろうから、と書きなぐった。

あんまりそういう感情的な投稿は(特にTwitterだと尚更炎上的にもなるし)しないようにしてきたけども、あと2日程で消すし、フォロワーも元より削除したのでいいでしょ?と書きなぐって、本人は少しスッキリした気分になっていた。

それがお昼時点の話。

 

そして仕事が終わって帰りの電車内(今日は久々の出勤だった)、座れたのでスマホを開いて見ようとしたら、インスタからの通知・・・「推しがあなたをフォローしました」・・・・・・・フォローしました・・・・?????????

 

慌てて開くもフォローされている形跡はない。夢だった?いや、でもあの特徴のあるアイコンで「フォローしました」って出ていたよな・・・と思っていたら、メッセージ到着の印がある・・・

 

恐る恐る開くと、その推しからの直のメッセージが、まさか届いていた。

 

内容は割愛するが、そんなに長くもないメッセージではあったが、全く怒っていなく(元から怒ったりするタイプではない)、逆に「貴重なご意見ありがとうございました」と・・・・

 

私はもういきなり電車内で号泣してしまった。
と言うか、情けなくて涙が止まらなかったし、本当に反省しかなかった。

本人の悪口やdisりは決して書いていないのだが(むしろ本当にファン過ぎて多分気持ち悪い系に思われる内容でもあった)、ただ一部正直ちょっと八つ当たりに近いことを書いた。それをほとんど巻き込んだ形でのメッセージになってしまったからだ。

 

私は本当にごめんなさい、と言うことを何度も書いて返信した。もちろん返信などは期待していないし、これをただ読んでくれさえしてくれれば、それだけで充分だった。

そしてそれにも既読がつき、最後に私のメッセージにいいねマークを押してくれた。

 

本当はその推しを応援することを少し控えようと思っていた。

で、それはもちろんそうするつもりではあるのだが、こうまでされたら、もう応援を完全に辞める日は設けてはいけない気がしている。

何万人もいるフォロワーの中で、わざわざこんなどうでもいい1ファンに、メッセージを送ってくれる推しがどこに居るんだろう、と思うと、本当に自分の情けなさだけが残ってしまうばかりだった。

 

そして思ったのは、縁のこと。

前にもここで書いたような気がするけど、縁ってやっぱり不思議で、腐れ縁と言うのもあるくらい、離れようと思っても離れられないものがあったり、また近づこうとしてもなかなか近づけない縁ってある。

それは推しでも同じで、好き嫌いをこえて、例えば「ガチャ系を引くと何故か集まる」とか「何故かその人のグッズが貰えてしまう」とか誰かから勝手に貰えるとか、そういうのが少なからずあり、逆に好きなのに全然縁がない、グッズとか抽選とかに全く当たらない、と言うのがある。

 

今回の推しは、もうすごく不思議に縁があると思う。

そもそも自分は他の推しがいたのだが、その近くにいたのが今の推しだ。
気づけばその推しのファンと言うことが周りにも認知されたりして、グッズも集まるようになったし、本当に偶然後援会にも入ることが出来たり、多分この世に1つしかないと言うサイン入りグッズがいくつかあったりする。当たったり貰ったり。

また今回のように「もう推し活動としては距離をおいて・・」と思ったのが初めてではないのだが、そのたびに何かしらで引き戻されている感じになっている。

 

その前の(最初の)推しの時には、全く縁がなかった。
何も当たらなかったし、サインが貰えるチャンスがあっても、本当にたまたまその時だけ貰えなかった、とか、そういう事が多かっただけに、今の推しとは不思議な縁があるのだろうなぁと思う。
気の所為だと思っても良いのだが、そうじゃない事があまりに多い。喜んでいいのかたまに分からなくもなる。

 

もう本当にその推しに関することは気をつけようと思った。

同担やその推しを敵対したり軽蔑したりする人が敵(と言うのなんだが)ではないのだ。

推しそのものにちゃんと気をつけないといけないんだ、と。

そんな事を思った日だった。(正直ちょっと怖い気すらしてる)