最終局面かな

多分そんな気がする。

 

都度そう思いながら過ごしてきた約7ヶ月、今にして思えば、これまでの母は今を思えば全然平気だったなと。

 

今段階で余命1ヶ月、と言われたら、多分そうだな、と思えるくらいに、7ヶ月前の余命3ヶ月が随分色んな意味で遠くに感じる気がした。

勿論、余命宣告に見合う最期になるかなんて、正直誰にも分からないのだけども、単に状態からの判断としては、そんな風に思ったりする。

 

母は多分認知症の部分が、特に夜中に出て、まぁ一日置きにしか寝ない。

一晩中、誰かが見てないと本人が軽く暴れたり(そんなに激しくはないのだけど)声を出したりする始末。

ただ翌日はその影響か夜も含めてまぁまぁ寝られる。

 

時々「死んじゃいそうで辛い」と言うようにもなった。

何か夢とかも見るのかもしれないし、身体の変化を感じているのかもしれない。

 

私はずっと仕事終って、夜は毎晩寄ってから自宅へ帰っていたが、昨日の夜に決めて、しばらく実家で寝泊まりすることにした。

 

いつも思うのだが、昼間居ても何か出来る訳でもないのだ。リハパンやガーゼ替えは出来ても、それは看護の人がやってくれるし、むしろ夜にやった方が時間間隔的にはちょうどいいし。

 

また調べたら介護休暇も、取れなくはないが申請から2週間からじゃないと始められない。

期間はあれだが、そもそも今から取りたくて、この先ちょっと分からないのに取れないのは無理だな…しかも基本的には無給だし、申請してお金が出る可能性もあるらしいが、可能性なだけで本当に出るか分からない。

本当に国の政策は、介護者には冷たい。

 

そんな訳で、昼間など父に頑張ってもらうことにした、というか、父は何となく覚悟を決めたようで、夜中つきっきりでいい、お前がとりあえず家に居るだけで安心だから、ということで、それには甘えることにした。

 

最終局面が開始した感じである。