ケアマネさん

ずっと続く。


今は1週間まとめて、家族の出来事はメモしていこうと思うが、その中に自分の出来事はほとんどない。

正確にはあるにはあるのだが、もう軸が自分にほぼ無い。

この3週間ほどは、3月末で今の派遣先を終了することになったので、新しい仕事を探していた。

実は3月入って早々に1件まぁまぁの条件の大手企業の案件について、ぜひ、という話まで行った。

行ったのだが…ちょっと不安が大きかった。
ポジションが産休代替で1年限定、というのはともかく(そもそも1年後にどういう生活になってるか分からないから…)、その産休代替でもあることと、リモートワークは週一回あるのだが、何となくその他の休みが難しそうな印象だった。

面談した時の感触的に、凄い期待されてるのは分かって、もう面談の途中でこれはオッケーだろうなくらいではあったのだが……今の自分にはそれは非常に重荷でもあった。

普通なら全然やれる仕事だし、本当は何も問題なしなのだが、とにかく、今の自分の人生的なミッションは、自分の生活などの充実などではなく、家族の方を支えなければならない人生なのだ。
自分がする仕事とはいえ、自分軸での仕事ではないのだ。

正直4月に入って、母の具合がどうなるのか全く読めないし、すぐにどうこう無くとも、少しずつ変化するかもしれないし。

そうなった時には仕事の優先度は当然下げなければならないことが可能性として高い自分には、これは多分無理かもしれないし、休みが万一続いたら困るだろうな、と感じた。代替だし。

結局その仕事は辞退してしまった。
かなり返事を待って貰ったりなどしたのだが、自分の不安が拭い切れなかった。


そこから地元近くの仕事を探したり応募するも、なかなか合うものがなかったり落とされたり色々あり、それでも2つほど地元でとりあえず的な仕事は決まりそうな中、たまたま見かけた案件に応募したら選考が通り、先方と面談までトントン拍子に進んだ。

その面談で、こちらが派遣でも、かなり勤怠・休みに関して寛大な企業で、また、やることも割と限定されてて、でもこれまでの経験も活かせて、非常にバランスが良さそうな案件に巡り会えた。

そこの面談を終えて、あぁ自分的にはこういう案件なら安心なんだな…と知ることが出来た。
ここなら仕事もきちんとしつつ、でも多分家族対応も出来るな、と。

で、やっぱり自分はこういうことだけは運があるんだな…と改めて思ったりした。(恋愛運とかそういうのは皆無だが)



めでたく4月からの仕事が決まったが、両親に仕事が変わりリモートワークではなくなる話をしたが反応は薄め(多分よく分かっていない)。


たまたま夕方に、ケアマネの人が来て、色々と申請とか含めて雑談もしたのだが、仕事が決まったので、4月からはそういうことにする的な話をしたら、仕事決まって良かった!と言ってくれて、あぁ、多分今の自分を励ましてくれるのって、ケアマネさんしか居ないんだな、と気付いた。

医療関係者ははっきり言って、私には特に寄り添ったりはしてくれない。
むしろずっとリモートワークで居たのが、宣言してたことで4月から居なくなることに注目してるな、と感じたし、ある看護の人などは母へ「娘が仕事に出るみたいだけど大丈夫か?」という話をした記録を見つけて、ちょっとモヤモヤしていた。

彼らはこちらがずっと在宅の方が都合がいいんだよな、と。
連絡や手続きもその場で出来るし。

これまでに急ぎでもなんでもないことまで、仕事中の自分に連絡してきたりしたこともあって、ウーンと思ってきていた。

また、本当に父が全く何も出来ないならばともかく、現状そうではないし(むしろやりたがってる)、看護が週に3回、医者が週に1回来てて、週に誰も来ないのは平日は1日のみの現状なのに、仕事に出られないことまで、言われる筋合いないんじゃないか?と思っていた。

なので、今日良かった!と言ってもらえたことで、もう今後何かあったらケアマネの人に相談しようと思った。

そして、ようやく引っ越して1ヶ月半、やっと自分のために病院へ行けそうである。