ガン家系かもしれない

母がガンと診断された。


年末に連絡があった時に「頬に出来物が出来て」と言っていたのだが、その直後にこちらの家まで押しかけてきた姿に驚いた。
ホントに凄い出来物が出来ていたからだ。

そして年明けて、通院先から自分(親族)を呼んで欲しいと言われて渋々一緒に通院した。

で、その場で聞かされたのが、簡単に言うと口腔ガン(口の中の頬あたりのガン)だということ、そして行っている病院では緩和ケアしか出来ないこと、専門の、そこそこ大きな病院にて手術することになると思うので、ともあれ、どうするかを決めて下さい、と。
ガンそのもののステージは4。

あんまり驚かない自分もどうかと思ったが、まぁ本人がそんなに弱ってないからだろうな。多少の痛みはあるらしいが、寝込んだりすることなどもないし。

ステージ4の意味合いは色々とあるが、現時点では(転移は見てないから)とにかく大きさと思われる。うずらの卵より大きい腫瘍なので、多分顎やリンパ節まで関連するとのこと。(なので、ほぼ放射線治療は無理)

ま、命に関わってないがガン(聴神経腫瘍)で放射線治療やってる身なので、そういう意味では自分の方がガン罹患者としては先輩でもあるから、割と冷静でもある。

ただ命には関わらないとは言え、本当に罹った、判明直後は精神的にしんどかった。誰にも相談してないし出来ずだし。
そういう意味では、ホントに母は恵まれてる。

〜〜〜

一旦実家へ帰宅して、本人の希望や父の意向などを整理し、ひとまず方向性は決まったので、あとは自分の仕事を上手く調整しながらやれればと言う感じになった。

また合わせて、今後の生活環境など色々と話し合いもした。現状どうかという点や、自分の仕事のことなど。

嘘をついてない訳では無いが、同居は勘弁させてもらい(自分が壊れてしまうし、仕事のことを考えるとやはり得策じゃない)、上手く距離を保ちながら、でもこれまで30年近く、ほとんど近くに居なかったところを、こちらからかなりの譲歩をして、両親の面倒なりをみていくことも含めての方向性も決まった。

ま、そういう意味では、弱ってるもののまだ元気(?)なのは、自分は恵まれてるということか。

ただもう未来はいずれにせよないので、覚悟は出来て、、あとは流れに任せて。

色々と諦めればまぁどうにかなるんでしょ、
知らんけど。